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緑化のメリット・デメリット

◆緑化とは?目的と効果は?

「緑化」という言葉を辞書で調べると「草木を植えて緑を増やすこと」と記されています。

植物のチカラで何らかの効果を得るということで、道路沿いに樹木を植えることも「緑化」ですし、環境改善を図るために建物に施す屋上緑化や壁面緑化なども「緑化」の種類の一つです。

近年世界各国では、ニュースなどで見かける「地球温暖化」や「ヒートアイランド現象」の減少・緩和を目的として「緑化」が積極的に取り組まれています。


◆緑化のメリット・デメリット

それでは「緑化」をおこなうことで、どんなメリット・デメリットがあるのかを「屋上緑化・壁面緑化」を例にしてご紹介します。

<メリット>

・省エネルギー効果
夏場は断熱効果、冬場は保温効果があるのでエアコンにかかる電力の低減が期待できます。

・建物を保護する効果
酸性雨や紫外線などによる建物の劣化防止効果が期待できます。

・雨水流出の緩和効果
植物が雨水を吸収することで、都市部の浸水被害の発生を遅延・緩和する効果が期待できます。

・空気を浄化して二酸化炭素を削減する
植物から光合成によって発せられる酸素、吸収される二酸化炭素で空気を浄化して、二酸化炭素の削減が望めます。
植物は光合成によって空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。すなわち、空気を浄化して二酸化炭素を削減する効果があります。

・防火耐熱効果
もし火災が起きた場合に、植物があることで建物を炎から保護したり、火災延焼を食い止めることが期待できます。

・癒しの効果
植物の「緑」に癒されて安らぎ感の向上が期待できます。更に、騒音の低減効果もあり快適に過ごすことが期待できます。


<デメリット>

・建物への施工は慎重に行う必要がある
例えば「屋上緑化」の場合、屋根へ積載荷重が法律で決められています。専門の施工業者さんに相談し、安全に計画的に進めてもらう必要があります。

・枯れ葉による排水口の詰まり、近隣のお宅への配慮が必要
緑化することで発生する落ち葉などで排水口が詰まらないように定期的に清掃する必要があります。詰まりが原因で植物が元気に生息できなくなることもあります。また、隣接するお宅の敷地内に落ちた枯れ葉などでご迷惑をかけていないかなどの配慮が必要になることもあります。

◆まとめ

いかがでしたか?「緑化」にはメリットが沢山あることがお分かりいただけたと思います。

地球全体の環境改善から、私たちの身近な生活の中での癒し効果まで幅広く活用できる「緑化」。デメリットの部分でご紹介したように、建物に施す場合などは定期的な清掃、メンテナンスが必要になります。

そういったことも踏まえて、緑化専門の施工業者に相談し施工を進めることも重要です。

ご要望や、ご不明点などございましら、お気軽にご連絡ください。